GigaSMART:ラインレートでパケットの加工を可能に
パケットスライシング・マスキング・ポートラべリング・タイムスタンピング
10Gフルワイヤーレートキャプチャ監視装置接続用レイヤ1スイッチ:ケーススタディの例
GigaSMARTブレード

上段にGigaSMARTブレードを実装
GigaSMARTブレードはネットワークに接続された監視機器をより効果的に、より正確に機能させるために開発された、今までにないまったく新しい技術です。
GigaSMARTブレードをGigaVUE製品に装着することにより、ラインレートで次のようなパケットの加工や重要な情報の付加を行う能力を与えます。
1)パケットスライシング
モニター装置のスループット向上のためにパケットのサイズを減らす
2)マスキング
個人の財務(PC I )、医療(HIPAA)情報などをマスキングする
3)ネットワークポートラべリング
データのソースポートを表示するパケットにラベリングするパケットの送出元を容易に確認可能
重複したデータストリームを削除
4)タイムスタンピング
ラインレートでパケットにタイムスタンプアプリケションのレスポンスタイムやジッター、遅延の測定可能
GigaVUE製品に装着されたGigaSMARTブレードに接続された監視機器は:
パケットスライシング機能を使いパケットの不要な部分をスライスした減量データを扱うことによりその稼働効率を向上させることができます。
マスキング機能は、パスワード、財務情報や医療データなど自社のプライベート情報を秘匿して安全性を高め、個人情報保護法などの法規の順守にも役立ちます。
ネットワークポートラべリング機能とタイムスタンピング機能を使い、パケットを受信した時点で発信元やタイミングの情報をそのパケットに付加することができます。
パケットスライシング〔データ処理のスループット向上とストレージエリアの効率化〕
- 監視内容が完全な形のパケットを必要としない場合、ユーザが設定した仕様に合せてパケットをスライス
- 各パケットの必要な部分は残したまま処理するデータ量を減少
- フォレンジック機器のデータ記録容量を有効活用
- CPUの性能を最適化
- ネットワークのパフォーマンスを向上し、設置面積減少ためにデータ処理の負荷を均等化
マスキング 〔ネットワーク機器のセキュリティーを強化し、財務や医療情報のようなプライベートデータを秘匿〕
- ネットワーク監視装置のセキュリティを強化し、法令への準拠をサポート
- 内部からの脅威に対するネットワークのセキュリティーを増強
タイムスタンピング〔ネットワークの重要な問題をピンポイントで指摘〕
- できるだけネットワークに近いところで、ラインレートのままパケットにスタンプを付加(タップを使用している場合)
- ネットワークタイムプロトコル(NTP)もしくはGigaVUEに設定した時間情報が使用可
- 市販のGPSアンテナを使用して、広範囲のネットワーク上でもナノ秒単位の精度を提供
- レイテンシー、ジッターなどネットワーク全体の品質を解析
- 精度の高いQOSの解析を行うためのデータの同期
- ポートレイテンシーの問題を回避するためにタップの情報は配線から直接分岐
ポートラべリング〔処理と記録のボトルネックを解消〕
- パケットがGigaVUEに入る時にポート情報を付加
- ネットワークのパフォーマンスを解析するためのより正確な情報